「原因探し」で不安が強くなる理由
- 奥野純治

- 5月23日
- 読了時間: 2分
膝や腰、肩など身体に不調が出ると、
「何が原因なんだろう?」
「どうすれば改善するんだろう?」
と検索したくなる方は多いと思います。
☑︎情報が増えるほど不安になる事も
今はSNSやYouTube、ネット検索で沢山の情報を見る事ができます。

・股関節が原因
・足首が原因
・姿勢が悪い
・呼吸が浅い
・骨盤の歪み
・インナーマッスル不足
様々な情報に触れる中で、
「自分は悪い所だらけなのでは…」
と不安になってしまう方も少なくありません。
☑︎身体はそんな単純ではない
実際、身体は一つの部分だけで成り立っているわけではなく、全身が影響し合っています。
股関節の動き、
足裏や足首の使い方、
肩まわりや胸まわり、
呼吸や姿勢、
日々の生活習慣など。
色々な要素が重なり合っている事も多いため、「これだけが原因です」と単純に言い切れないケースもあります。
☑︎「検索して試す」を繰り返してしまう
そして、不安が強くなるほど検索する時間が増えていきます。
膝が気になって検索する。
「股関節が原因かもしれません」
↓
試してみる。
すると今度は、「足首も大事です」という情報が出てくる。
↓
また試してみる。
さらに、「呼吸」「姿勢」「骨盤」「インナーマッスル」…
気になるものを次々に試していく。
☑︎原因探しが中心になると…
ですが、時間や労力をかけた割に、思ったような変化を感じられず、
「結局、自分は何をすればいいんだろう…」
と、検索難民のような状態になってしまう事もあります。
もちろん、身体について知る事は悪い事ではありません。
ですが、“原因探し”ばかりが中心になると、身体を動かす事そのものが減ってしまう方もおられます。
☑︎大切なのは「安心して動ける事」

・痛いから動かない
・悪化するのが怖い
・何が正しいか分からない
その状態が続くと、
行動が止まり、
筋力や体力の低下、
呼吸の浅さ、
身体の緊張にも繋がっていく事があります。
大切なのは、一つの原因だけに執われすぎず、
身体全体を見ながら、安心して動ける状態を少しずつ作っていく事だと思います。
もちろん、
「無理して頑張る」という意味ではありません。
今の自分の状態に合わせながら、少しずつ動きやすさを増やしていく。
遠回りのように見えて、それが近道になる事もあります。




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